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  • 2021年11月04日(木)11時08分

授かった。ありがたいことである。 ・・・オンタだ。

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出猟した。
昼に出会いがあり頂戴した。Lサイズのオンタだ。やっぱり牡の大きいのは本能的にアドレナリンが上がるなと自覚できた。ただ、どこかで「やっちゃた~・・。」感も同時にある。
・・・回収にバラシに処理・・・。デカい・重い・厚いだ。
ミートハンターの自分にとっては獲った瞬間の高揚感はほんの一瞬で、そこからの果てしない作業量に気が遠くなることがある。そしてこの時期のオンタだ・・・。
うまいのはなんといっても当歳仔、そして一本仔、ガニさん、雌となる。この時期のオンタの肉は、量は取れるが食味に関してはやっぱりちょっとだけ・・思うところがある。
そんなんで美味しくいただくためとして加工にだした。チャーリーハウス(南富フーズ)だ。
枝肉はクラコウソーセージ、ロースはスモークハムにだ。かなりのkgなので請求が今から恐怖だ。
・・11月はちょっと控えて冷凍庫整理月間にしようかと思う。

独り身で出猟することが多い(要するに友達がいない?)は大変だ。歳とともに人手が欲しくなる。息子たちに「着いて来い!」と云ったら「絶対行かねー!」だった。育て方を間違えたかもしれない。「親不孝モン!」と返すのが精いっぱいだった・・・。まだ影も形もないが遠い未来の「孫」に期待を寄せるしかないか。今から子供用猟装を探そうかと思っている・・。

  • 2021年10月28日(木)09時23分

R3年10月鴨共同猟 総勢43人!!・・ なんと部会事業でだ。

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事業報告だ。
盛況を超えて、大盛況。
南、白厚、石狩の3部会共同事業での鴨猟が行われた。新人10数名に炊き出しを含めた延べ43人。
部会事業の規模をはるかに超えた陣立てだ。
特段積極的な募集をしたものではない。ほとんど口コミだ。
参加者も共催3部会以外の札幌のすべての部会からもれなく集まった。
・・・力のある部会の実績に対する信頼だな。

先に行った下見、挨拶回りの農家さんの溜池や貯水池で12ラウンド。猟果は25羽、現場でその都度ベテランによる処理・解体講座も開催され、その後新人にもれなくお土産となった。
新人にはことのほか励みとなる事業だったかと思う。

こういった起案力、企画力、設営に運営、実行力と実効力を持った部会がますます発展することが望まれる。狩猟界の正常な発展に寄与し貢献すること間違いない。
(ま、結局人材だな。人だ。 「指導力とは何か、」を再認識させられた)

3部会担当者は気苦労が多かったと思う。「お疲れさま!」と云いたい。

  • 2021年10月25日(月)12時53分

R3年度 遅ればせながら、今期の鹿猟に出た。

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まだまだ木々の葉も厚く藪も元気で煩い。しかも当日は曇りのち晴れでお天道様も元気いっぱいとなった。木漏れ日が絶妙で鹿にとっては最高のカモフラージュだ。逆光ともなると日陰の森は真っ黒だ。やっぱり一雪あった方が楽だな~と思いながら猟場を巡った。

それでもありがたいことに午後一で出会いがあった。
しかも一本仔君だ。山の神様に「ありがとうございます。」で慎重に肩口の脊髄ショットで頂戴した。
毎度うまくいくわけではないが、自分は肩口を狙うようにしている。これは過去に下顎の欠損した個体を獲ったことがあるからだ。
誰かがヘッドショットで半矢にしたものだろう。その時、憐憫の情を禁じえなかった・・・。
これを機にヘッド、ネックではなく肩口となった。
利点は、距離があったり気温が低い時で弾着が下がる時でも脊髄から肩甲骨の間に弾が入るので確実に止められる。正対するときは両肩線を基準とする。もちろん零点規制と射距離での狙点・弾着は猟期前に取っておかなければならないが・・・。実猟で想定弾着と実弾着が合ったときは結構うれしい~。(思い通りいかない事の方が多い。)

今期、初場所の初日で白星発進だ。しかも自分的には一本仔君で金星と思っている。幸先がいい。
・・初物は「たたき」で山わさび醤油とショウガ醤油で頂こうと思っている。熱々燗が欠かせない。道産の本醸造酒がいいなと思っている。・・いい季節になった。

  • 2021年10月21日(木)09時50分

猟場の下見ついでに鴨猟。ウサギも出たぞ!手応え十分。白厚・南部会

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下見とあいさつ回りで猟場を巡った。
農家さんからは「シカ獲って~。」のリクエストが多かったが、まずは鴨猟で始めさせていただきたいとお願いして回った。

水場をめぐる猟法だ。溜池や貯水池に勢子を入れ、周辺農地にブッパを配する。勢子弾を撃ち込むと鴨は一斉に飛び発ちブッパの弾幕で鴨が獲れる。といった感じだ。

「人生初鴨撃ち」の新人が多く参加していたが、雰囲気と約束事は十分会得してもらえたものと思う。
ベテランにも参加いただいていたので、射獲後の処理もその場で即講習会だ。
「刃を入れる場所」、「腹抜きと同時に砂肝・ハツ・レバの取り方」、「洗浄」「冷却」だ。
ベテランは手際がいいので5分程度の早業だ。新人はついていくのが精いっぱいだったかと思うがそれ故集中力が求められ、かなり有意義な講習会になっていた。
(ベテランの秘密兵器ペットボトル「4リットル焼酎」も披露された。祝杯じゃないゾ~。)

思わぬ獲物もあった。ウサギだ。ブッパを配した田んぼの中にいたようだ。鴨の発ちに備えてみんな天を仰いでいたが足元にウサギが出て、上見たり下見たりで大忙しだった。これもベテランがヘッドショットで仕留め「現地解体講習」となった。

あいにくの雨模様だったが新人には有意義な一日だったと思う。
白厚、南の部会事業担当者におかれましては大変お疲れさまでした。
(注:秘密兵器についての使い道は今度の共同猟の時にでも訊いてもらいたい。)

  • 2021年10月19日(火)10時48分

今年度猟期もスタートだ。「白石厚別部会」、「南部会」で鴨共同猟の下見と挨拶回りだ。

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今年度の鴨場の下見にお誘いをうけた。(もちろん含む鴨猟~。)
何やら白厚部会と南部会の共同鴨猟が近く予定されていて、特に新人を対象とし結構な規模になるとのことだ。

毎年のことだが、鴨猟場には農家さんの溜池と農地が含まれる。そして共同猟は大人数での事業であることから予め丁寧な挨拶回りが必須だ。
両部会事業担当者が当該農家さんに手土産持って早朝からごあいさつだ。10軒分だ。

今年は挨拶回りに新人を同行させていた。
将来の人材育成を見据えた配慮だ。猟における「場のSDGs」と云えるだろう。
各農家さんからはご快諾をいただき、今年も快適な猟環境が整った。
・・・部会事業担当者と少し話をした。その折『挨拶回りの際に、「ハンターさん。」とか「ハンターの皆さん。」と言われることがある。これがうれしい。』の一言が心に残った。
当該部会の長、事業担当者に連綿と受け継がれてきた素晴らしい作法と伝統の賜物と思う。

挨拶の際、新人ハンターが誰から言われるでもなく、帽子を取り、笑顔で、元気よく訪問する姿に狩猟の明るい未来が感じられた。
=良いハンターとは、まずは良き社会人であり、常識人であること。= を再認識させてもらった。

両部会の活躍と更なる発展を祈念する。

  • 2021年10月14日(木)11時47分

「南部会狩猟相談会」 これからも継続していただきたい。

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盛況だった。
「ベテランも新人も皆が情報に飢えている。」の様相だった。
中国ウイルスのせいで街場の「集まりモノ」はおっかなびっくりの試行錯誤。それはハンター世界も同様で必要な情報収集の機会を失っていたことに気づかされた。

南部会。よくやっていただいた。参加者は感謝しているものと思う。
猟期に入ってからの告知と開催だったので参加者数は大きくなかったが、それ故密度の濃い相談会となった。
かくいう様子を見に行っただけの自分が一番得をした!

例の北海道森林管理局の立ち入り規制図WEB版。
実は大きく変更となっていた。アプリの「Explorer」が停止となり「Field Maps」に転換されていた。知らなかった~・・・。
顔出してよかったー!三島君。ありがとう~。

相談会はオッサンの参加が少なく新人が多いように感じた。和気あいあいの気の置けない温かい雰囲気で、時間いっぱい使った有意義な相談会だった。これからも是非必要な取り組みと思った。

奥田部会長、時宜を得た大変有益な企画でした。有難うございました。
そして相談員の南区部会員各位、お疲れさまでした。感謝!

  • 2021年10月07日(木)16時26分

10月13日(水)「南部会狩猟相談会」 札幌支部会員なら誰でも参加OK ‼

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札幌だ。猟友会南部会主催の狩猟相談会が開催される。

北海道は10月1日に猟期もスタートしたが今年度は例のウイルスのせいで9月末まで講習会や勉強会の自粛はもとより入林説明会も書面配布での周知となった。
9月30日で緊急事態も解除されたので、札幌で力のある「南部会」が安全狩猟を目的に狩猟者向け相談会を急ぎ開催することで開催要項が纏められた。
対象は札幌支部所属のハンターで、ベテラン・新人・所属部会問わずだ。
相談会の内容は、
・地図読み講座(地理院地図、スマホ・ipadでのアプリや森林管理局の規制図の利用方法。)
・猟具、装備、車両等の相談
・残滓等廃棄物の処理について

特に経験者のベテランの方々には是非ご参集いただきたい。近々ガラケーが無くなりスマホとなる。
森林管理局の立ち入り規制も紙物からWEB上のアプリに代わった。もう「好き嫌い」や「出来る出来ない」ではなく否応なく時代に合わせた狩猟スタイルに対応していかなければならない。
支部所属ハンターならだれでも受講可能だ。部会は関係ない。時間を作って受講いただきたい。

本HPの新着情報、「講習・講座・講演・公告情報」に詳細を掲載した。
無料だ!こういった講座はなかなか無い!南区民センターだ。

  • 2021年09月29日(水)10時52分

猟期前の実射練習兼スコープ調整会

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猟期もいよいよ今週末からスタートだ。
この時期の風物詩であるスコープ調整会がライフル射場で開かれた。25人が集まった。
射撃指導員にご教導いただいての有意義な射撃会だった。
指導員からはベンチレストでの「下半身の着座姿勢」、「上半身の体向」、「肘の位置」、「左腕の処理」等具体的で的確、丁寧なご指導を頂戴した。

参加者各位は零点規正に真剣だった。スラッグは50m、ライフルは100mか150mだ。

自分は300wmgの180grを使っている。猟場では発砲に際し負担感を感じたことは全く無い。しかし射場では別だ。5発も撃つと嫌になる。リコイルが強くて鉄砲変えようかなあ~と本気で考えてしまうほどだ。(3年に一度の更新時の教習射撃は10発だ。めまいがしてくる。ただ猟場では頼もしい実包だ、当たれば即倒だし遠距離でも流されない。)
・・この日参加者に338magで210grの剛の者が居た。「いったいどんな~ん?・・・。」と自分は肩と腕を摩りながらそのキックに思いを馳せボ~とするばかりだった。

だけど不思議だ、猟場では全く気にならない発砲時のリコイル。射場だと殊更負担となって感じるのはなぜだ。
ま、自分,ベンチレスト向きでないことはわかったので猟に精進!として合理化することにした。

これからライフル所持を考える貴君に! 最初の鉄砲は308winがいいような気がする。

  • 2021年09月07日(火)16時21分

林道。新たなる脅威。  (写真無)

猟場の下見で遭遇した新たな脅威について各位に注意喚起したい。
林道でのオフロードバイクだ!ここ最近急激に増えた。
昨日今日免許取ったばかりのオッサンや、60過ぎてのリターンライダーが新型バイクに乗って山に入ってくる。当然腕は今のバイクの性能についていけてない。
日頃街中で「オートマ乗用で半世紀」とかの大ベテランな方々だ。はっきり言う!「ア・ブ・ナ・イ!!」
バイクは良いのに「登れない」「止められない」「立っていられない」だ。10月初旬位まではこの大ベテランの方々と林道を共有することとなる。
「フラット」と「下り」で自信をつけた元気いっぱいなベテランはバイクの性能と自分の腕前の線引きがちゃんとできてないように思う。それは時にISの自爆テロ並みの破壊力がある。対抗車とならないことを祈りつつ我々はできるだけ防衛運転を心掛けねばならないと強く思った。

先日3台のバイクと行き会った。何でもない林道の上りで立ち往生していた。轍にタイヤを取られて転倒し起こせなかったり、スタンディングが出来ず登れなかったりしていた。全く信じられない光景だった。仕方がないので代わって3台をあげてやった・・・。礼儀正しく真面目そうな50代くらいの3人だった。「気を付けて行きなよ~。」と声をかけたものの、心の中では「街場で原付スクーターが精いっぱいだな。」と思った。
早く経験を積んで腕をあげてもらいたいと願うばかりだ。(できればエンデューロやモトクロスのショップイベントから始めた方が早道だろうにと思う・・・。)

我々も解禁前の下見の際はヘッドライトつけて窓全開の最徐行で走行しよう。

  • 2021年08月31日(火)06時24分

新しい猟場を求めて!今の内から下見~。そして時に挑戦もある。

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車も完調。天気もいい。解禁まであとひと月。
日照時間もまだまだ大丈夫。そんなんで廃道や林道のコンディションを今のうちにチェックしておこうと出かけてみた。藪漕ぎに、どっかぶりの雑木。倒木に土砂崩れ、WASH OUTと何でもありだ。実走して確認しておくと日没の早くなる猟期や雪が付いた後でも無用なアクシデントが避けられると思っている。
特に注意すべきは廃道だ。藪漕ぎして突っ込んでいくと思わぬところに行き当たったりで驚いたりする。(むか~しのことだが、車の突破力を生かして一山越したら演習地だったことがある。もちろんそそくさと退散した。もう少しで標的になるところだった・・・。)
神社や墓地、工場、人家に一般道なども要注意だ。猟場の確認は是非しておいた方が良いだろう。

もう一つ、林道・廃道で注意を要するのは「下り」だ。どんな車でも下るだけなら二駆でも軽乗用でも実に簡単なことだ。しかしその林道が行き止まりで引き返さねばならないとき下りは当然「上り」となる。山の道は手ごわい!厚く積もった落ち葉が腐葉土となり水分を含むととんでもなく滑る。マッドタイヤも目詰まりしてスリック状態だ。
下りにかかる時は一度車を降りてその斜度とコンディションを再検討しよう。車重、タイヤ、装備(デバイス)を含めたイメージが大事だ。その上であえて突っ込んでみる。想定通りにエライ目に遭うはずだ。「経験が一番の先生」で、挑戦は自分を納得させるうえでもっとも不可欠且つ重要なことと分かる。
ウインチにアンカー、デフロック。チェーン、ハイリフトジャッキにリカバリーラダー。鍬にスコップにチェーンソー・・・デバイス総動員で長い一日になる・・・健闘を祈る!