昔々の道新にイタリアンのお店の紹介と賄い料理について記事があった。あまりに簡単なので切り抜きして自分で作ってみたらこれがまた美味かった。
材料は余ったパスタ(スパゲッティーにマカロニ)、ジャガイモとあまり野菜にベーコン。味付けは塩コショウにコンソメとトマトジュース。分量はすべて目分量(俺流)。
料理法はただ煮込むだけ。ジャガイモが軟らかくなったら出来上がりだ。
イタリアン!恐るるに足らず!みそ汁作るより簡単だ。
ベーコンの代わりに鹿肉ソーセージ(チャーリーハウスで作ってもらったクラコウソーセージ)でやってみた。上品に仕上がった。ライ麦パンかバゲットなんか合わせるとこれまたいい感じ。パンドミのトーストにバター(風味マーガリン)で最高。食卓はそこだけイタリアだ~!
辛いもん好きにはタバスコの一振りがいい。パンチのある味変が楽しめる。
カレー粉でスープカレーにも化けるのでこれもお試しあれ。
鹿肉は拡張性があっていいね~。
要するに「札幌市ヒグマ防除隊」による羆対策だ。人里への出没を防ぐために札幌市周辺地区で駆除を含め痕跡、個体数、体長などの調査と把握だ。
実施場所では一般の方の立入りが一時的に制限される。・・当日、早朝から単独登山者の方が登山道入り口で入山準備をしていた。事業趣旨を丁寧に説明し入山を断念いただいた。
登山者の皆さんには本当に申し訳ない。日も伸びて春山シーズンを迎え登山にもいい時期なのに、ちょびっとの間ご辛抱いただかなければならない。
昨年までは市街地から5㎞圏内で追い払いに主眼を置いたものだったが、今期は10㎞圏内に拡大され業務内容も積極捕獲となった。発砲を伴う仕様書だ。
3月中旬、出動となったが周辺山域での出会い無し。痕跡なし。で、まだ起きていないようだった。雪解けが進んでいる。来週あたりからは忙しくなりそうな予感だ。街場への脅威となればその防除はハンターが対応しなければならない。
・・駆除はあまり気がのらない・・・。似たような行為だが猟とは違う。
一ハンターとしてヒグマに言いたい。「札幌市に近づくな!出れば撃たねばならない。お前たちに用がある時は猟期中にこちらから出向く!」
車で猟場をドッタン、バッタンしていた。
突然リアから「ガッタ~ン。」の異音がした。ルームミラー越しにスペアタイヤの背面キャリアが大きく開いているのが見えた。
「あれ~、ロックし忘れたかなあ~・・。」で、すぐに車を止め確認した。
あ~、・・ロックの根元が金属腐食でもげてた。車齢36年とともに風雨、排ガスに堪えてきたキャリアだ。人間も機械も寄る年波だよなあ~と感慨深いものがあった。とりあえずパラコードとカラビナで応急処置をした。
いつもの主治医のところに出向いた。「定山渓の奥ダ。」整備技術は折り紙付き。そして切ったり張ったりも余裕でこなす職人主治医だ。俺から見るに、この世界の天才外科医だな。診断・所見・即手術であっという間に完治、寛解だ。前より格段に丈夫になった。
・・・鉄の金属腐食はスゴイは。鉄部が消滅する。金属疲労は繰り返される応力に対し弾性が低下して破断とかだが、腐食で「素材が消滅」するのは長生きしないとなかなか見ることができない。ゴツいキャリアのシャフトとそれを固定するボルト二本がナット部を残して消えていた・・。
鉄砲を始めた頃、7人家族だった。親父にお袋、カミさんに子供3人。
・・・いつの間にかカミさんと二人になっていた・・・。
鹿肉の需給バランスが供給過多となっている。消費量が芳しくない。ま、家族が3分の一以下になっているのだからそりゃそうだろう。需給調整は嫁いだ娘に持たせたり、時折やってくる息子夫婦と焼き肉をやったりで折り合いをつけている。
女の娘はしたたかだ。仔鹿と雌しか持っていかない。しかもロースとヒレだ。そして在庫がなくなるとLINEでリクエストが来る。「無くなっちゃった~。」で、鹿肉料理の写真が添えられている。・・・ま、生産者としては消費者の生の声か・・・。
麹漬けは会得し新たにニンニク醤油なる手法を始めたようだ(写真のとおり)。娘なりに工夫をし頑張っているようだ。
俺もいい歳になり、寒かったりするとちょっと出不精だったりするが、リクエストは出猟の動機付けになったりしていて体力づくり、健康増進の一助かなと思っている。ある意味親孝行な娘か!? いやいや、待て待て、騙されんゾ。これは高等テクニックだ。昔々ススキノ方面のオネーチャンたちによく仕掛けられたトラップの亜種だ。わかっちゃいるけどなぜか掛かってしまう恐ろしい踏み抜き系の罠だ。・・我が娘にして罠猟師の資質充分か・・・!? いや既に親を超えたか~。
ヒレ、カイノミは雌雄に拠らず柔い。仔鹿、メスのロースもそのままで良し。
★(ヒネタ雄鹿の時はロース肉でも固いのでフォークで刺して塩麴を擦り込んでから漬け込むとイイ感じに柔らかくなる。)
包丁を入れる時は何度やってもドキドキだ。断面が「赤に近い朱色」が理想である。
(薬味はチューブタイプで良いので。柚子胡椒、わさび、生姜を準備しよう!)
これまで何度か紹介してきたが鹿肉はなんと言っても「たたき」が一番だ。
簡単で手間いらず、すぐにできて失敗がない。そして間違いなくウマイ!!
★材料は鹿肉のロースかヒレ。漬け込みタレは醤油・酒・酢。焼きねぎと生姜スライス。
★調理法はフライパンで全面焼き5~6分・オーブントースターで12~15分・漬け込み1日以上。
★薬味は柚子胡椒かワサビがいい。ま、他にもいろいろあると思う。
漬けダレに麹を加えればモモ肉でもイケるし、ヒネタ雄鹿でも充分ウマイ。
俺は純米酒の冷。本醸造で熱々燗。焼酎ロック。ハイボールで。(ようするに何でもいい。)
カミさんは梅酒のソーダ割が最近のマイブームだそうだ。
シンプルな料理なので拡張性もある。
折角の猟果だ、上手に美味しくいただこう。
さすが猟友会。世の中の浮かれまくったチョコ屋の陰謀なんかを一顧だにしない。バレンタインデーの19:00から会議だ。帰宅時間は早くても22:00を回る。
・・・正直に言おう。案内が来た時に本能的に「ウッソー、14日の夜!?ヤバいしょ。」だった。
なにがヤバいかというと、先輩諸氏や同輩の一部も若い頃に少なからず経験があろうと思うが、何らかの気の迷いやマチガイで図らずも修羅場を迎えてしまったことがあるのではないかと拝察する。(断言する。俺には無い!)ススキノからの召集令状。同伴、クラブ廻り、ラウンジ梯子、アフ〇〇・・・。時に玄人筋ばかりじゃなく込み入った文春系の訳アリなんかもアッたりしたのではないかと思慮する。(断言する。俺には無い!桑原桑原~)
そして会議メンバーの若い衆は更に切実な14日だ。彼女が居るだとか新婚だとか、子育て中とかで現役バリバリでアンドロゲン・テストステロンが溢れてるような世代だ。もちろん彼女、カミさんも超敏感な時期だ。「14日の夜に会議~?」は、当然そこはかとなく「疑惑の会議」の印象となる。
知人とこの話をした。「バレンタインデーの夜に会議があって招集通知が封書で来たんだよね~。ありがたかった。これ見よがしに卓袱台の上に封筒と一緒に広げて置いたんだよね。」
知人は言った、「捺印された文書だったか?もし印鑑無ければ気の回る彼女・奥さんだったら『自分で作って自分で出したかも』、くらいの深読みをするゾ!時代は印鑑レスだ。そんな脅威もあるゾ~。恐ろしや~。」
結論。「会議を背景にスマホで自撮り!そして今から帰るから~のLINEのSNS戦の展開ダ!」
14日の会議は大変危険である。参加者に多大な精神的負担を強いる。ロシアの情報戦どころではない。高度な外交戦略と緻密な兵站が求められる。家庭内安全保障の実現は日頃の品行によるところ大だが緊張感をもって乗り越えたい。
俺も今日だけは「安全第一」のワッペンに汚い上下作業服、使いもしないのに作業小物持参で家を出た。偽装というなかれ。弱者が取り組める誤解されないための限られた防衛戦術だ。(猟友会は常に高度な危機管理能力を求めているようだ。いじめではないことを心から願う。)
若い衆に助言する。今日はスーツ、ジャケット、パンツはひかえよう。あえて猟服かジャージに長靴だ。
執行部に緊急動議を上程したい。「来年は1週間ズラそうよ~。」
・・・穏やかな日常に一石が投じられた一日となる・・・。
鹿肉はいくら食っても罪悪感が無いようだ。カミさんが喜んで食ってくれる。
低脂肪(牛肉比6分の一)、高タンパク(2倍)、高鉄分(2倍)、DHAもある。で女性にとっては特に理想的な食材だ。
うちは無煙ロースター「セラコール」なる焼き肉プレートを使っている。カセットガスコンロ対応だ。セッティング3分、撤収5分。リビングで気軽に焼き肉出来るのがいい。鹿肉は脂が無いので煙が出ない。ホットプレートでもいいと思う。
もちろん「炭火の七輪」が一番だが、外は寒いし準備も面倒だからなあ~。
タレは「ゴマ油に塩とコショウ」を混ぜ込んだシンプルなものだ。鹿肉に合う!
ミディアムレアで焼いた肉をキムチとあわせてレタスで巻く。いっくらでも喰える!
酒は粕取り焼酎か芋焼酎。冬はロクヨンのお湯割りがいい。
冬の定番メニューでレギュラー化となっている。
(肉はミディアムレアがウマイが、念のため「⁻20℃以下で48時間」冷凍した方がいい。ウェルダンなら省ける工程だ・・)
注:今回は4歳くらいのオス。ロースにヒレにカイノミの焼き肉だが、ロースは塩麹漬けのひと手間を加えることをお勧めする。オスも1歳~2歳は柔らかいが3歳超えると固くなる。焼くと更に固くなるので事前の「一晩塩麴漬」を強力にお勧めする。柔らかくなり旨味も飛躍的に跳ね上がる。(ヒレとカイノミは何もしなくとも柔らかいのでそのままでも大丈夫だが、うまみUPにはやっぱり塩麴の力絶大だ。)塩麴焼肉の時はタレ要らず。そのまま食することで旨味堪能だ。
折角の猟果だ美味しくいただこう!
40年前のガソリンストーブと燃料ボトルだ。
ストーブはスェーデン製スベア123。燃料ボトルはスイスのSIGGだ。いずれも時代がかった骨董品だが銘品の誉れ高い逸品と思う。
SIGG燃料ボトルはもう売っていない、、今は水筒屋さんになってしまった。40年か~俺も長生きしているな。
ボトルの耐油パッキンから燃料漏れだ。硬化して弾力性が無くなりOリングの役割を果たせなくなった。交換部品を探したが純正品は当然無い。ありがたいことに流用品でドンピシャものがあった。(こんな時ネットは本当に心強い。)
旧いパッキンを剥すのに少し手間取ったが、交換はただ嵌めるだけ。全く漏れなくなった。
スベアも消耗部品が出る。ウイックもニードルもグラファイトパッキンもだ。ヨーロッパの製品思想は市場経済原理や消費財ではなく文化として成熟しているな。
・・両方とも今ではほとんど出番がない‥ODガスの軽量小型ストーブで間に合っている。ただ猟場が二桁の氷点下でオーバーナイトの朝だけは登板となる。どんなに低温でも確実に火が付く。ガスにはない信頼性がガソリンの良いとこだな。
購入した時から一度もホワイトガソリンを使ったことが無い。レギュラーガソリン(赤ガス)一本やりだ。全く不具合はない!プレヒートも赤ガスだ。その昔インド、中東、アフリカのガソリンなんかでも使ったがトラブルは皆無だ。
鹿による農林業被害がいっこうに減らない。北海道だけで45億円以上だ。
国や地方で有害鳥獣駆除に予算をつけているが、本来であれば狩猟期間中に適正数に減じることができるようにするのが本筋だろう。
森林管理局が広大な猟場である国有林を猟期間中でありながら立ち入り規制にし、北海道も道有林の立ち入り規制を行っている。狩猟者としては「どこで鹿獲ればいいのよ?」となる。
マスコミも勉強不足だ。「鹿による農林業被害の原因はハンターの減少。高齢化。」と、分かったようなこと言っているが、国有林・道有林の「狩猟立入規制」について言及している報道は皆無だ。自分が知る限り30年間一度もこの点に着目した報道はない。完全に取材者の力量不足と言えるだろう。本質を見ずに表面をなぞるだけの毎年繰り返される薄っぺらいジャーナリズムにはうんざりだ。
道内JRの鉄道鹿接触事故2,881件(2022年度数JR発表)、自動車鹿接触事故4,480件(2023年道警発表)。しかも年々増加傾向だ。数的変遷から見るに被害の三分の一は森林管理局と道にあると確信する。
猟友会と㈱CDPが新たな取り組みを始めている。ドローンを使用し効率的な鹿捕獲の実証実験だ。雪山における空からの監視は絶大な力と思う。「航空優勢」の考えはドローン登場で民生事業でも一般的となった。…民間頑張っている。国にも道にも特段期待していないから変な規制で邪魔だけすんなや!
(画像は2023年3月の第2回時TV放送)