記事一覧

  • 2022年02月08日(火)14時03分

札幌 観測統計開始以来最多の降雪。いや~降ったワ。

アップロードファイル 392-1.jpgアップロードファイル 392-2.jpgアップロードファイル 392-3.jpg

とんでもなく降った。札幌に住んで40年。俺にとっても人生で一番降って積もった大雪だった。

この日たまたま息子が家に顔を出した。貸していた車を返しに来たのだが、駐車場の除雪が大仕事だった。
帰る際に送っていった。4㎞位の距離だが3車線あるはずの通りが1車線になっていて且つザックザク、ボッサボサ、ボッコボコの・・路面?雪原?北京五輪のモーグル?そんな感じだった。

送った帰り・・・たった4㎞の間で結構な作業があった。
1,タクシーの救助。
2,雪山の陰で動けなくなったお年寄りの救助。
3,4tトラックの救助。

タクシーは簡単だったが、お年寄りは雪山の陰で完全に動けなかったのでおんぶして車に乗せて自宅まで送った。俺の車はタイヤが大きく車高が4インチ上がっているので除雪が入っていない小路もどんどん入っていけたし、おんぶして乗せる・下ろすも屈まずに楽だった。
4tトラックは想定外だったが、これも大径タイヤのおかげで難なく引き出すことができた。

冬の廃道猟場仕様のランクル60は日頃街中では無用の長物だが、この日に限っては街場で大活躍だった。頼もしかったのは全備3tの車重に315x75x16サイズのタイヤとトレッドだ。ジオランダー072は大雪に効く。トレッドの深さとシーランド比が絶妙だ。大変な一日だったが人助けもできたし勉強にもなった。

  • 2022年02月03日(木)11時06分

日本が世界に誇る食の伝統、「酒粕」「味噌」「塩麴」!

アップロードファイル 391-1.jpgアップロードファイル 391-2.jpgアップロードファイル 391-3.jpg

「保存」「食味向上」「栄養価UP」で抜群のポテンシャルを発揮する日本の魔法の食材だ。

鹿シンタマのいいサイズを切り分けてそれぞれで漬けることとした。
鹿猟従事のご同輩には衆知の料理法かと思うが、改めて「日本の伝統食・健康食」に敬意を表し以下に紹介させていただきたい。

粕味噌
・酒粕と味噌を1:1として酒と味醂を加えて少し緩めの漬け床を作る。

塩麴
・麹に塩とぬるま湯を入れて常温で一週間。(炊飯器で作ると一日。簡単だ。)

粕味噌はサランラップに半量を塗り、鹿肉の切り身を並べる。残った半量を上に塗り空気を抜きながらラップでくるむ。
塩麴はジプロックでもタッパ―でもいい。
冷蔵庫で二晩。あとは焼くだけだ。もちろんミディアムの焼き加減が肝要だ。

粕味噌焼きも塩麴焼きも柔らかく、風味、滋味ともに佳味であること間違いない。保証する!
失敗しようがない料理と云えるだろう。ただ一点、焼き加減は注意しよう。ミディアムレアを狙って出来上がりはミディアム。そんな感じだ。(写真は粕味噌焼きだ。ちょっと焼き過ぎたか。)

ミートハンター。「獲る苦労、料理を考えるゲーム性、誰かと食する楽しみ、そして健康。」シンプルでいい生き方と思う。

  • 2022年01月24日(月)17時34分

認定鳥獣等捕獲事業者 捕獲従事者研修 10時間講習だ。

アップロードファイル 390-1.jpgアップロードファイル 390-2.jpgアップロードファイル 390-3.jpg

年1回、従事者全員に義務付けられている講習だ。発注者との関係や業務計画、安全管理に捕獲態様、分厚い資料集の解説とビデオで時間一杯の講習だ。
区民センターの会議室も朝一から最終閉館ギリギリまで通しで借りっぱなしだ。
受講者も大変だったかと思うが、それ以上に何より事務局と講師が準備に、当日にと大変だったかと思う。心より敬意と感謝を申し上げたい。
「お疲れさまでした!」「そして、ありがとうございました!」

「鉄砲を持つ。」昨今はいろんな手続きや手順が増加する一方だ・・・
「毎年の装弾、実包の管理簿導入。」「散弾、ライフルの更新時技能検定導入。」捕獲従事者には「上級救命資格取得」に、夜間対応者には更に厳しい「技能検定」・・・
米国の全米ライフル協会が日本の取り組みを知ったら多分かなりびっくりするだろうな。

ま、これ以上の規制や運用細則が出来ないようにするためには「安全狩猟」これに尽きる。
「無事故・無違反の徹底。」呪文や念仏ではないことを改めて肝に銘じたい。

  • 2021年12月28日(火)13時37分

外した。 大ショック・・・。

アップロードファイル 389-1.jpgアップロードファイル 389-2.jpgアップロードファイル 389-3.jpg

100mを外した・・・。
ゼロインを100mで採った4,5倍でのスコープでだ。

牡鹿がケツを向けて立ってた。真っ白いケツと後頭部が見えた。
ミートハンターとしてはケツに撃ち込むことは是非避けようと後頭部に照準を合わせた。
何の迷いもなく自信たっぷりにトリガーを落とした。
派手に毛が舞い上がるのが見えた。
「ヤリー。楽勝!いただきー。」で獲物が倒れているであろうポイントに歩を進めた。
・・・「いない??」「なんで??」足元には飛び散り広がった無数の「毛」・・・?
血も引いていない。飛んだ足跡だけが残っていた・・・。

久々にドン底まで落ち込んだ。膝をつきそうになったがかろうじて耐えた。
「鉄砲辞めようかなあ~。」「向いていないんだ。」「才能がないんだ。」「ド下手。」「100mだぜ~。」
あらゆるネガティブな言葉が頭を駆け巡った。挙句の果てには「銃身曲がってんじゃね。」「いやスコープがズレれてるかも。」と道具のせいにし始めたりしていた。
今も引きずっている。立ち直れないでいる。トラウマだ。たぶん一生忘れない一発と思う。

誰かに慰めてもらうしかないが、こんな時にかぎって聖地ススキノは開店休業状態だ・・・。
膝を抱えて暗い部屋で中島みゆきでも聴くしかない。「ファイト」がいいかな。

・・誰かどこかで頭に剃り込みが入った鹿を獲ることがあったらぜひ知らせてほしい・・。少しは立ち直れるかもしれない・・。
 

  • 2021年12月17日(金)11時43分

車検

アップロードファイル 388-1.jpgアップロードファイル 388-2.jpgアップロードファイル 388-3.jpg

長かった~。…車検。
旧い車で過走行と考えれば致し方ないが、この時期の長期車検は猟に影響する・・。
昭和63年車、走行距離36万㎞、マニュアルで1ナンバーの毎年車検。そして1年の間ほかにもなんだかんだで1ヶ月は整備工場に入っている。
エンジン本体以外はほとんど手が入っているので、パーツ交換から考えると新車になりつつある。
車検期限も初めは5月だったのが永年使用でいつのまにか12月まで伸びていた。
今期11月のひと月は休猟せざるを得なかった。

でも良いこともある。代車がアルファードだった。V6の3000㏄ガソリン車でAT。ステアリングにいろんなボタンがついていてよくわからなかったけど、楽~! 快適、超便利。極楽の乗り心地だった。山には入れないが今時の車の進化には刮目させられた。
XVに乗る息子に「スゴイ車だぞ。これに乗り換えろ。」と云ったら、あっさり「フツー。常識。当たり前。」と返された。
車検を通じて平成生まれとの世代間ギャップに気づかされた。令和世代とは意思疎通ができないかもしれない。(…昭和が遠ざかる・・・。寂しい~)
 
あ、それと今の車って灰皿ないんだね!? 昭和の車には3つも4つもついてるのに~。時代か。

  • 2021年12月03日(金)09時33分

温泉に泊まった。土産品コーナーに新たな鹿商材を発見。鹿革商品と鹿油だ。

アップロードファイル 387-1.jpgアップロードファイル 387-2.jpgアップロードファイル 387-3.jpg

鹿革は財布にキーホルダー、ティッシュケースにスマホケースetc,,。
値段に驚きだ。
財布2万円。ティッシュケース3千円。スマホケースは6千円だ。
鹿の利活用と新たな価値の創造には頭が下がるが、やっぱお値段の市場性は冷静に要検討と思う。それと縫製だな・・。 いっそのこと一桁上げて中国マーケット向けにすればイケるかも。

鹿油はリップクリームで2千円強。これも相当なもんだ。
ハンドクリームもラインナップされていて2千円弱の値付けだった。

道産天然エゾシカ製品なので、ある意味自分も生産者の視点で俯瞰するに捕獲・搬出・原皮初期処理等々を考えると大量生産とはならないこともわかる。当然すべてにおいてコスト高。販売価格もそれなりに、となる。

製品を見る目は生産者。値札を見る目は消費者。なかなか間が取れずに写真だけ取ってみた土産品コーナーだった。

  • 2021年11月22日(月)18時12分

チャーリーハウス(南富フーズ札幌㈱)の技術力に脱帽。

アップロードファイル 386-1.jpgアップロードファイル 386-2.jpgアップロードファイル 386-3.jpg

今期の「牡」を加工に出していた。時期でもあり肉で食うよりソーセージがいいかなとの考えからだ。チャーリーハウスで枝肉をクラコウソーセージに、ロースはスモークハムにだ。
昨日出来上がりの電話が来た。肉を持ち込んでから3週間だ、早い。ソーセージは段ボールにびっちり二箱分。ハムは12ブロックに分けた真空パックだ。

早速いただいた。特にロースのスモークハム仕立ては初注文だったので一番気になっていた。
・・・もう~!これが「サイコー、傑作、感動、ミシュラン5つ星」だ。
ワサビと柚子胡椒で試したが箸が止まらない美味さだった。俺はウイスキーのオンザロック。カミさんは純米大吟醸の冷や。日曜の昼間から出来上がってしまった。
「スモークハム」は大正解!そしてさすがわかっているチャーリーハウス。牡のでっかいロース肉なのでそれを食べきりサイズに分割しての加工と真空パックだ。

枝肉のクラコウソーセージはいつもどおりの安定の出来上がりだ。間違いない!こちらは鉄のフライパンにオリーブオイルを引き超弱火でハジけない様に全面焼き目で熱々とする。缶ビール片手の焼き物作業は実に楽しい。ガスコンロの前でナイフとフォークで立ち飲みだ。
・・・今冬の酒の肴、おかげさまで11月で準備完了だ。

ただ、突然貧乏になってしまった。請求書は卓越した技術に見合った加工料金と持ち込んだkgの総額だ。 師走を前に懐はすでに氷点下。歳越せるかなあ~。

  • 2021年11月17日(水)11時39分

自画自賛で申し訳ない。「漬けの鹿肉たたき」に熱燗。でサイコー!

アップロードファイル 385-1.jpgアップロードファイル 385-2.jpgアップロードファイル 385-3.jpg

10月の今期初物で「たたき」だ。超簡単。
一本仔のロースを解凍しフライパンにオリーブオイル。表面をしっかり焼き、その後アルミホイルで包みオーブントースターで15分。そして漬けにする。
醤油・酒・酢を合わせ生姜スライスと焼きねぎ、ここに焼いたロースを漬け込み冷蔵庫で一晩。

薄く切ってわさび醤油、ショウガ醤油でいただく。リーフレタスとネギはあった方がいい。
ハンターであることの幸せが押し寄せてくる。酒が進んで止まらない。冷酒ももちろん合うが11月だ。徳利で熱々燗が殊の外うれしい。自分的にはロースの一番うまい食仕方と思っている。
カミさんからも大好評な一品だ。
(わさび、ショウガ醤油の代わりにコチュジャン+ごま油で焼酎もいいぞ。)

今回の写真にある通り、ちょっと火を通し過ぎた感がある。これはオーブントースターを新型にしたせいだ。熱源ヒーターが上下で5本もあって古い2本型の倍以上なのに15分やってしまった。
12分位で良かったと思う。フライパンで超弱火でやってもいい。出来上がりは切ったときにマグロの赤身が目安だ。切るまでわからないドキドキ感も堪らない!

  • 2021年11月04日(木)11時08分

授かった。ありがたいことである。 ・・・オンタだ。

アップロードファイル 384-1.jpgアップロードファイル 384-2.jpgアップロードファイル 384-3.jpg

出猟した。
昼に出会いがあり頂戴した。Lサイズのオンタだ。やっぱり牡の大きいのは本能的にアドレナリンが上がるなと自覚できた。ただ、どこかで「やっちゃた~・・。」感も同時にある。
・・・回収にバラシに処理・・・。デカい・重い・厚いだ。
ミートハンターの自分にとっては獲った瞬間の高揚感はほんの一瞬で、そこからの果てしない作業量に気が遠くなることがある。そしてこの時期のオンタだ・・・。
うまいのはなんといっても当歳仔、そして一本仔、ガニさん、雌となる。この時期のオンタの肉は、量は取れるが食味に関してはやっぱりちょっとだけ・・思うところがある。
そんなんで美味しくいただくためとして加工にだした。チャーリーハウス(南富フーズ)だ。
枝肉はクラコウソーセージ、ロースはスモークハムにだ。かなりのkgなので請求が今から恐怖だ。
・・11月はちょっと控えて冷凍庫整理月間にしようかと思う。

独り身で出猟することが多い(要するに友達がいない?)は大変だ。歳とともに人手が欲しくなる。息子たちに「着いて来い!」と云ったら「絶対行かねー!」だった。育て方を間違えたかもしれない。「親不孝モン!」と返すのが精いっぱいだった・・・。まだ影も形もないが遠い未来の「孫」に期待を寄せるしかないか。今から子供用猟装を探そうかと思っている・・。

  • 2021年10月28日(木)09時23分

R3年10月鴨共同猟 総勢43人!!・・ なんと部会事業でだ。

アップロードファイル 383-1.pngアップロードファイル 383-2.jpegアップロードファイル 383-3.png

事業報告だ。
盛況を超えて、大盛況。
南、白厚、石狩の3部会共同事業での鴨猟が行われた。新人10数名に炊き出しを含めた延べ43人。
部会事業の規模をはるかに超えた陣立てだ。
特段積極的な募集をしたものではない。ほとんど口コミだ。
参加者も共催3部会以外の札幌のすべての部会からもれなく集まった。
・・・力のある部会の実績に対する信頼だな。

先に行った下見、挨拶回りの農家さんの溜池や貯水池で12ラウンド。猟果は25羽、現場でその都度ベテランによる処理・解体講座も開催され、その後新人にもれなくお土産となった。
新人にはことのほか励みとなる事業だったかと思う。

こういった起案力、企画力、設営に運営、実行力と実効力を持った部会がますます発展することが望まれる。狩猟界の正常な発展に寄与し貢献すること間違いない。
(ま、結局人材だな。人だ。 「指導力とは何か、」を再認識させられた)

3部会担当者は気苦労が多かったと思う。「お疲れさま!」と云いたい。