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  • 2019年09月30日(月)06時47分

キスリング・・・わっかるかな~?

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リュックサックだ。
今の縦型スリムの軽量タイプでザックと言われているものとは形が違う。
横型幅広で帆布素材、アルミフレームで旧いタイプだ。重い・・・。これも付き合いが長い。ノルウエーの品だ。  …確か\3,000くらいだったか。
今風のも持ってはいるが出番はあまりない。駆除の時くらいか。

枝肉や精肉を詰め込んで回収するに頑丈で容量のデカイ物が良かった。
横型幅広は腰回りの弾帯に干渉しない。肉を突っ込む時は水筒や小物類を出して腰の弾帯に付け収納スペースをあける。
渉猟の際はキスリングタイプがいい。

・・・その昔このタイプで旅をするバックパッカーが多かった。見た感じが甲羅を背負ったカニの様で、混み合う列車内では横歩きもあって「カニ族」と言われた。現用の縦型タイプになった時は「エビ族」と言われた。いまはバイクで旅するのが多くなったのでその音から「ミツバチ族」となった。令和ではもはや通じない話かと思う。ご海容あれ。

リュックサックで大事なのは両サイドにスキーを装着できるかどうかだ。
渉猟では現場に合わせてスキー、スノーシュー、ツボ足(チェーンスパイク)が想定される。どれでも対応できるような足回りとそれら装備が収納できる背嚢であるべきだ。

  • 2019年08月07日(水)06時01分

ナイフ・・・

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これまで多くの刃物を使ってきた。

今回は猟場のナイフについて紹介したい。
失くさずに使い続けている物だけとなるが写真のとおりだ。
・オピネル No,10 炭素鋼 (フランス) 当時¥1,500くらいだった。
・オピネルフィレ ステンレス(フランス) ¥2,700くらいだったか?
・モーラーナイフ 炭素鋼 (スウエーデン)¥2,500
・ズラトゥース ステンレス (ロシア)もらいモン。
・ズラトゥース 2丁挿しカンガルーナイフ ステンレス(ロシア)円換算¥12,000くらい
あれ~!?・・・全部外国製だ。Made In Japanが無い・・・。
分かった! 安いんだ!
(1本くらい日本製が欲しいもんだが、高品質が故に高価だ。手が出なかった・・・。)

オピネルはおなじみだ。フィレナイフはかなりいい。除骨作業では最高のパフォーマンスだ。
モーラーは解体には向かない。刃厚があり、胸開等の荒使いにはいいが繊細な作業は苦手だ。ラインナップに「カンスボル」なる刃先が薄くなってるのが有るようなので、今期試そうかと思っている。
ズラトゥースの2点はお気に入りだ。自分の猟歴と同じ年数を過ごしてきた。特に大小2丁挿しカンガルーの出番は100%の先発登板だ。
猟場では猟果(頭数・大小)や部位、脂なんかで「控え」、「中継ぎ」、「クローザー」の4本程度は必要と思う。

  • 2019年07月31日(水)06時33分

猟ではほとんど出番の無くなった『飯盒』(Made in Japan)

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今や「御守り」状態だ。
山入りしても日帰りが多くなった。泊の時は宿を探すようになったし、しかも温泉付なんか狙ったりするようになった。(冬の宿は安い!)
たま~に、猟場が山奥の時に車中泊がちょっとあるかな。の程度となった。

そんなんで飯盒の出番が激減した。
しかし長年の習慣だろうか、必ずキスリングに入っている。忘れたことが一度もない!
日帰りでも、宿どまりでもだ。合理的な理屈をみいだせないまま完全にしみついたルーティンとなっている。

使っている飯盒は日本製だ。大きさは普通の飯盒の半分くらいで嵩張らず収納性がいい。
飯は二合炊けるし、インスタントラーメンもパスタ類も普通に作れる。蓋はフライパンになるし深さが有るので鍋にもなる。この種の世界選手権が有ったら間違いなく金メダルだ。
(・・・この飯盒に出会うまではちゃっちーロシア製を使っていた。)
飯盒には箸、木匙、塩・胡椒・クレイジーソルト・パック醤油・油脂・熱源が入っている。

若い時分はマットにシュラフにツエルトで山どまりや、冬には雪洞なんかも作ったりした。・・飯盒は必需品でそんな猟が楽しかった。・・・今や思い出になりつつある。

  • 2019年07月16日(火)06時56分

安くて便利で丈夫。一生モンだ。(腰回り各種)

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先日猟装品と備品の整理をした。
使いもしないにず~と持ち続けたモノ。毎回必ず持参するモノ。なんで買ったのか意味不明なもの・・・ま~いろいろあった。
そしてわかった。出猟の際の「1軍レギュラー」は変わらない。2軍に出番はない。すっごい大事なモノは持ちださない。

そんでレギュラーをよく見た。まずは長年使い慣れたモノなので信頼性あるものばかりだ。使い込まれてタイムプルーフがかかっていて見てるだけでも「ウム、うん!」の納得の品々だ。(1軍レギュラーとか言ってみたけど、マスターズだな・・・。)

カネの無い時代に揃えたモノが多いので基本「安価」なものばかりだ。しかし機能性と耐久性は折り紙つきだ。
購入先はロシアのショップや払下げ屋。自衛隊のPX(購買部)だ。
PXは今どうかわからないが。当時は民間人でも買い物が出来た。しかもめちゃ安だった。(27~28年前。)
・弾帯。ワンアクションで着脱可。(何でも付けられて且つ強靭)。
・教範入れ(300WMG1箱にサイズぴったり。ペン入れは弾挿しでぴったり)。
・7.62㎜NATO(308)の20連弾倉ポーチ(チェーンスパイクを収納している)。
・ナイフと鉈。
・スリングとカラビナ。(鹿引き、吊るし用)
・煙草入れ(マガジン入れ)。
・雑嚢(解体セット入れ)。
 
備品・・・随分整理した。出番の無い物は金銭トレード(ヤフオク)に出した。・・・売れるかな・・・・。

  • 2018年02月13日(火)06時00分

鍬(くわ)

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抜群のポテンシャルだ。
親父に言われて車に積むようになってもう何十年にもなる。
数えきれないくらい助けられている。

作業効率は剣先スコップや雪かきスコップの100倍だ。

冬場の雪でのスタックはもちろん、夏場の脱輪や、一年を通じて河川へのアプローチや駆け上がりの整備、土砂崩れ後のタイヤラインの造成等々。
本当に最高の道具だ!

ホーマックで1丁980円だった。ステンも鉄も両方持ってるけど最近はステンを積んでる。
強く勧めたい。
スコップはもちろんだが「鍬」! 是非装備されたい。

この鍬で「年寄りの言うことは素直に聞くべき。」と強く思うようになった。
修羅場をくぐった実戦経験に裏打ちされている一言は重い。

  • 2018年01月30日(火)06時26分

車の性能に頼るお年頃となってきた・・・。

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歩くのが億劫になってきた・・・。
少しでも楽しようと怠け癖が出てきた・・・。
そして言い訳に「合理性」なる便利な言葉を覚えた・・・。
年取るとだんだんズルくなってきた。だけど「これは良くないことだ!」とも自覚している。

しかしながら・・・。
車の性能と装備品に頼り始めた昨今、寄る年波か・・・ヤバイ!
・デフロック(MTのパートタイム四駆なので前後ホーシングデフロック。)
・ウインチ(古い車なのでPTOだ。)
・タイヤチェーン(タイヤがデカいので建設機械用だ。コマがデカイ)
・車重 全備で3t。(重いので雪を押せる。)
かなり突っ込める。

う~ん、軽トラにしようかな?

  • 2015年07月26日(日)13時30分

「行軍用ソックス。」 たかが靴下。されど靴下。日本の技術力がそこにあった。

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  (10年前くらい前に買った。)   (新品:右用・左用指定の靴下)  (裏返すとその仕事ぶりがうかがえる。)

渉猟ハンターなら是非入手いただきたい逸品だ。
長時間歩行でスゴイ威力を発揮する。極厚、サポーター機能で疲れしらず、そして丈夫で長持ち。ゴムの経年劣化がなく、そして破れない。
使用中の商品画像で申し訳ない。写真に撮るのが少し憚られたが、10年くらい前に自衛隊のPXで購入したものだ。今も現役で使用中だ。
購入動機は「何気なく・・」が正直なところだ。しか~し、その年のシーズンに使用してみてその実力を体感した。それからは山入り用のブーツ類はすべてこのソックスに合わせてサイズを決めている。(かなりの厚手なのでブーツはワンサイズ大き目を選択している。)

普通、靴下といえば親指部分やかかと部分が擦り切れて薄くなり、そして穴が開いて廃棄だ。寿命を期待することはあまり無いように思うが、この商品には大いに期待していい!!

写真の商品や他ラインナップの製品は開発・製造における世界観が世間一般の靴下屋とはかなり違うと思う。多分、製造者は業界の異端児か掟破りだ。なぜならクオリティーが高いまま製品寿命が恐ろしく長いからだ。市場経済原則から考えるなら完全にオーバークオリティー(過剰品質)だ。
靴下界のチャンピオンと思う。もちろん100%日本製。(自分が作ったわけではないけれど、何故か誇らしい。)自衛隊の40㎞や100㎞行軍を想定し開発されたそうだ。
防衛装備品に間違いないだろう。少なくともこの靴下は完全に防衛機密品だ。ネット通販で買えてしまうところが国防上ちょっと心配だ。(日本の安保大丈夫か?)

とにかく。勢子や忍びで歩く方には絶対お勧めだ。

代表的な一社を紹介したい
社名 有限会社 巽繊維工業所
住所 〒634-0844奈良県橿原市土橋町607
電話番号 0744-22-5229(代)0120-495-002(通販事業部) FAX番号 0744-25-2822
http://www.guts-man.com

  • 2015年05月20日(水)06時10分

商品名「永久マッチ」を知っているだろうか? 若しくは覚えているだろうか?

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平成生まれは絶対知らないだろう・・・。
昭和のおっさんでも30年代生まれまでがギリかな?

秀岳荘で売っている。しかしこの商品、新製品ではない!
自分が知る限り40数年前にはあった。そして愛煙家に一時流行っていたように思う。
当時はマッチ箱と同じ大きさで、花札の絵柄や北斎画が描かれていた。

構造は、密閉プラスチックの中が仕切られていて脱脂綿が詰め込まれ、そこにガソリンを染み込ませる。
特徴はリューズ(竜頭)状の突起がネジになっていて、細いパイプとなっている。パイプの芯に鋼と麻糸が内蔵されていて、本体に挿し込んでおくと内部のガソリンが芯に染み込む。

本体側面には火打ち石状のチャートが填め込まれていて、ここにパイプ状の先端(鋼)を強く当てて擦ると火花が起きてパイプ麻糸に染み込んだガソリンに引火し、火が起きる。
発売当時「1万回くらい使える。」のふれこみから「永久マッチ」とか「パーマネントマッチ」の名称だったかと思う。

リューズにはゴムのOリングが付いていて、密閉され、揮発損失がほとんどない。一回の燃料補給で本当に長く使える。かなりエコな一品だ。
しかし時代は100円ライターとなり、薪ストーブも石炭ストーブも消え、嫌煙・分煙・禁煙へと時代が進みいつの間にか見なくなっていた・・・。今は細々とアウトドアショップの片隅だ。安くて壊れないしウオータ―プルーフでいい商品なんだけどな・・・。

自分も年間通してまずは使わない。けど、ザックの天蓋ポケットには入っている。最後の砦だ。圧電着火のライターは壊れる。やすり式は濡れるとアウト。そんな時に限ってマッチが見当たらない・・・。そんな状況は願い下げだが、最終兵器だ!

  • 2015年03月29日(日)10時38分

スイスの雪山用水筒

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「こだわりの装備」のタイトルバックに使っている水筒写真に問い合わせが何件かきた。
「なんですか~?」「どうやって使うの?」「何かにぶら下げている?~?」だ。
フツーにネットで出てるんではないかと思ったけど、本体画像や使い心地が紹介されているだけで正式な使い方がどこにも紹介されていなかった・・・。 
なので、
回答として、いっぺんに解説したほうがいいかなと思い、こだわり装備として紹介したい。
まずは見たとおりの水筒である。1リットル入りキャンティーン(カップ付)、そして湯沸し機能つきだ。
秀逸なのは実は「取っ手」だ。このことが巷全然紹介されていない。
この「取っ手」の邪魔くさそうなウエーブ形状がこの水筒の最大の特徴であり売りだ。
「ピッケルと組み合わせて使う。」が正しい使用法だ。
スイスの山岳地帯は夏でも雪がある。そのためピッケルを雪面に垂直に刺し、ブレード部を雪面と並行にし、そのブレードにウエーブ状の取っ手を引っかけ湯沸しをぶら下げる。湯沸し底部の横窓から固形燃料を放り込み、上からカップや水筒ボトル本体を「入れ子」のように挿し込む。
いちいち雪面を掘ったり固めたり、断熱材を敷いたりせずにすぐに湯が沸かせる。
スイスの山ヤ装備ヤルナ!である。

実は自分がこれを知ったのは夏のロシアだった。シベリアの湿地帯でロシア人の友人が使っていた。ジャブジャブの湿地帯でお世話になった。雪面だけでなく、湿地帯でも泥濘地でも活躍する。もちろん熱源は固形燃料でなくとも枯草や小枝でもOKだ。ただ真っ黒に煤けてしまう。日本では100円ショップで固形燃料4個一袋100円だ。もちろんまったく煤けない。(だけど、ハンターでピッケル持っているのは少ないだろうな~、あるとなにかと便利なんだけど・・・。スコップやシャベルを逆さにしても同様に使える。)

  • 2014年11月04日(火)06時15分

フィールド ナビゲーション。方位盤付腕時計と照星照門付リストコンパス

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腕時計を左腕に、リストコンパスを右腕につけている。
これは本HPの「本棚」コーナーでも紹介している斉藤令介氏著「田園生活の教科書」の中で推奨されているテクニックのひとつだ。「積雪前の藪の中で鹿を倒した場合、やみくもに藪に突っ込むと倒した鹿を探すのに大変な苦労がある。」との経験談から、その対策として紹介されていた。

 自分が鉄砲持った頃、「そんな見える範囲、弾が届く範囲だもの見当つくだろう!」くらいの高をくくっていた。ところがそんな時分にほんのわずかの距離で射獲したシカを探すのにかなり手こずったことがあった。

 解禁間もなくで木々も藪もうるさい時期だった。沢を挟んで向かい斜面。直線距離70m~80m位で射獲した時のことだ。獲物近くの青木を目印と決めて、沢の降り易いルートを下り、そして登りやすいルートで斜面に取付く。倒木を避け藪を漕いだ。そして見当をつけたあたりにたどり着く・・・・。「目印の青木がわからない!?シカがいない? なぜ?」目印とした青木は対岸からは特徴的で明瞭だった。ただその中に入ってしまうと景色は全く違うものになり、藪に沈んでいるシカを見つけることは至難だとこの時はじめて学習した。
 対岸からは高低差があり倒した鹿を目視できたが、いざ自分がその藪の中に入ると右往左往・上下左右で探す羽目となった。経験が一番の先生となった。

 発砲地点を発動点とし目印を置く。そこでリストコンパスで方位角を決定する。その角度を腕時計の方位盤にメモリーする。距離は目測ながらも角度さえ正確なら右往左往はなくなる。獲物は発動点との直線状に必ずある。発見が容易だ。腕時計の方位盤と照星照門式リストコンパスの採用は自分なりの工夫だ。
 照星照門で確実な角度の測定。そして頭の悪い自分はわずかのことで思い違いをするようになる・・・「何度だったけ?」これを防止するうえで回転ベゼルにメモリーだ。(知らない山での忍びの時も入山針路をメモリーしとくと帰りの方角に自信が持てる。)

本当はレンザテックコンパスがいい。だけど重くて嵩張る。プレートコンパスは立体的な空間が苦手だ。両方とも手袋はめてポケットからの出し入れも厄介だ。リストコンパスはいい。

(写真右:ブッシュネルのGPSはいい。林道に車を置いてその地点を発動点とし入力する。どんな山や藪に入っても確実に発動点をポイントし距離まで出る。だけど古い人間には電池モンはちょびっと不安だ。)